サイレントヒル
夢遊病の娘シャロンがつぶやく“サイレントヒル”という言葉。
実在する地名と知ったローズは娘といっしょにその原因を探りにサイレントヒルへ向かう。
しかしそこには想像を絶する恐怖が待ち受けていた!
全世界で約530万本を売り上げた日本の人気ゲームが原案。
「ジェヴォーダンの獣」のクリストフ・ガンズ監督が映画化したホラー。
うーーーーん。
こういう作品でストーリーがどうのっていうのは野暮だとは思うんですが、
これでもかと登場するクリーチャーにもう少し登場人物との
因果関係があればおもしろかったかなーと。
たぶんゲームをやっている人はそれらが映像として動くだけで
ワクワクしちゃったんだろうと思うんですが、知らないと
「???」のまま映画が終わってしまうので。
それから敢えてああいうラストだったのは「2」があるのかしら?
今度はショーン・ビーン主役でって言うわけにはいかないかしら?コナミさん♪
ショーン・ビーン好きの私としては、思ったより出番があったのと、
クリスタベラ役をボーグクィーンのアリス・クリーグさんがやっていたのが、
おいしかったですー!!
やっぱり、そういう役なんかーって自分的には大ウケでした。(^∇^)
注1:「サイレントヒル」というタイトルは、サンプルを海外へ監修に出す際に
急遽つけられたものだそうです。ゲーム中に登場する架空の街は
リゾート地という設定から、静岡を直訳したものを仮タイトルとしてつけたが、
海外チームから「怖そうでよい」という返事をもらったため、
そのまま正式タイトルとなったのだとか。サイレントヒル - Wikipediaより
主人公がサイレントヒルに迷い込み、黒こげの子供のような化け物に
襲われる辺りまでは「なかなかいいぞ」という感じだった。
その後現れる化け物もデザインや雰囲気は良いのだが、
カットの短さや画面の暗さが災いして、
その魅力を発揮していないように感じる。
それぞれのクリーチャーに、サイレントヒルの謎と殺された少女との
関わりなどが投影されていたら良かったのではないかとも思う
(一部、あることはあるのだが)。
ストーリーも「母と子」「家族」の物語として語るならば、
前半部分で家族の姿をもう少し描いておいた方が効果的であったろう。
あまりにも早くサイレントヒルに迷い込んでしまい、
娘を捜し出すという部分が形骸化していて、
感情に訴えるまでに至っていないのは残念だ。
最後は「こちら」の世界に帰ってこられるものかと思っていたのだが、
続編でも考えているのかと思える展開。
大活躍した巡査の最期といい、どうにもスッキリしない終わり方だった。
ところで、「あちら」の世界はパラレルワールドと考えて良いのだろうか?
「あの世」だとしたら、そこで更に「死」を迎えるというのも変な話だし・・・。
サイレントヒル(2006)
SILENT HILL
メディア 映画
上映時間 126分
製作国 アメリカ/日本/カナダ/フランス
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2006/07/08
ジャンル ホラー/サスペンス
映倫 PG-12
その街では、祈りさえも、悲鳴に変わる――
監督:クリストフ・ガンズ
製作:ドン・カーモディ
サミュエル・ハディダ
製作総指揮:ヴィクター・ハディダ アンドリュー・メイソン 山岡晃
脚本:ロジャー・エイヴァリー
撮影:ダン・ローストセン
クリーチャーデザイン:パトリック・タトポロス
プロダクションデザイン:キャロル・スピア
衣装デザイン:ウェンディ・パートリッジ
編集:セバスティアン・プランジェール
音楽:ジェフ・ダナ
スーパーバイザー:パトリック・タトポロス
出演:ラダ・ミッチェル ローズ
ショーン・ビーン クリストファー
ローリー・ホールデン シビル
デボラ・カーラ・アンガー ダリア
キム・コーツ トーマス
ターニャ・アレン アナ
アリス・クリーグ クリスタベラ
ジョデル・フェルランド シャロン
↑ クリックして貰えると大変喜びます!
- 関連記事
-
- アイ,ロボット 2004/09/26
- ルーク、リアム・ヘムズワース兄弟+ラッセル・クロウ共演「Land of Bad」ポスター&予告 2023/12/21
- 臨場 劇場版 2012/07/15
- ゾディアック 2007/06/16
あの・あの・・・虫多いですか?
見たいんだけど、虫系に弱いんですよ~~~
基本的にヘタレなんで、見なきゃ良いんですが、好奇心は人一倍で始末に悪い・・・