アイザック・アシモフ「われはロボット」

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第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。
また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。
ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、
自己をまもらなければならない。
— 2058年の「ロボット工学ハンドブック」第56版 、『われはロボット』より


これぞロボットものの基本!
ロボット三原則を知らずしてSFが好きとは言わせない…
ってくらいの古典中の古典であるアイザック・アシモフの「われはロボット」
を初めて読みました。

いや、マクタロウが昔読んだことがあって、読み直してみたいと言っていて
暮れに買って読み終わったのを機に私も読んでみました。
たしかにマクタロウが言っていた通り「ロボット三原則」が如何にして
破られて人間が窮地に陥るかが描かれているんですが、
そもそもこれ短編集だとばかり思っていたら…
ロボ心理学者スーザン・キャルヴィンの回顧録という形式でつながっていたんですね。
いや、ホント、これねえ。ロボットの方が人間味あって、
逆に冷静なキャルビン博士の方がロボットのような気さえしてくるのが不思議。
この場合の人間味というのは、優しさとか思いやりとかでなくて( 「ロビィ」は例外 )
お悩み系でと言う意味なんですが…。

命令の矛盾や過度のストレス、人間を思うゆえにうそをつく心を読むロボットなど…
そう言う出来事が「三原則」で縛られているロボットにとっての矛盾になるのかー!
…とどの章を読んでも意表をついてくるアシモフの発想に驚かされました。
段々読む進んで行くと時代が進んで行き、見た目が人間かロボットかわからない
ところまで行っちゃって、それをどう見分けたら良いのかという命題も
突きつけられますが、これのオチも思わず膝を打ちたくなるくらいのアイディア!
そして最後の「災厄のとき」で突きつけられる人間にとっての幸せとは…。
これが、もうなんかねえ。究極のオチでねえ。経済で発展してきた現代の
問題点をメチャクチャ突きまくってる皮肉さに唸りました。
プロットだけが素晴らしいのでなく哲学にまで及んでいて、
この本が読み継がれていく理由がようやくわかったような気がします。

 今日の調子

今日は朝から眠くてウトウトしてました。
最近、アダム・ドライバーのことばかりブログに書いているので、
ホントにお熱のサムのことでも書こうかなと思ってググってみるものの、
「アバター2」延期…とかばかりで特にこれと言ったニュースがなくて…。
またみつけたら書くことにします。

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