マクノスケblog

スター・ウォーズ ・ドール・リヴリー大好き主婦の日記 関節リウマチ闘病中

DVD「CASSHERN」

Posted by マクノスケ on

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2004年、この理画を見た時にはあまりピンと来てなかった私ですが
逆にマクタロウはその後何回もDVDを買おうか迷っていたようです。

そんなに面白かったっけ?


でも 当時の感想もマクタロウは熱かった し、
それからも紀里谷監督には一目置いていたようで、(「GOEMON」は未見ですが)
昨年「ラストナイツ」が封切られたときにも
真っ先に見に行き手応えを感じたようでした。
私と言えば、まあ予告は普通の映画だな…くらいの感じでしたが、
これが、またストーリーもこなれていて、礼節と忠義を重んじる騎士物語が
華麗なアクションと共に堪能出来る結構な作りで…
あれ?紀里谷監督結構良かったんだ…
となったわけです。

で、1ヶ月位前に、中古ショップでこのDVDをみつけ、
おととい(6/4)の夜に、見てみたんですけど、
最後の方は涙を抑えるのに苦労しちゃいまして。

なんか私この映画の良さをわかってなかったんですね。
やっぱり…
ずぶの素人さんが宇多田ヒカルの旦那ってだけで作れた映画って先入観と
アニメファンとして「新造人間キャシャーン」の実写化は
こうでなければいけないと言う思い込みで…
目が曇っていたとしか思えないかなあ。

映像に関しても2004年の頃は、まだCG合成映像に、
今よりももっともっと否定的でちゃちだなあとかロケせんかい!とか
思ってる節がありましたけど、その後、この手の映画では、
ほぼCGが当たり前になって自分的に認めて来たと言うか
慣れてしまったと言うかそんなところもあったかと思います。
って言うか、これ、そういうのとも違っていて…
スチームパンクの一種の様式美だったんですね。
舞台のセットのような飾り付けられた背景と言った感じ。
そう思うと、自然に映画の風景が、
良く作り込んでいる舞台セットや装置のように見えて来ました。
…ここで、紀里谷作品に開眼したって言うんですかね。(笑)

それにこれ「キャシャーン」の実写ではなくて「キャシャーン」というアニメの
要素を監督なりに新解釈して構築し直してるという事にも気づきました。
それにもはや宇多田さんとは離婚しており、宇多田の旦那効果も薄らいでいます。
主題歌のための膨大なプロモーションは完全に妄想です。
「宇宙戦艦ヤマト」の古代君がガミラスを全滅した時に涙しながら言った
「われわれのしなければならなかったことは戦う事じゃない。愛し合うことだった」
も霞む「許し」というテーマ、それは差別共存をテーマにした
「ズートピア」よりも熱く稲妻のように私の心に刺さりました。

そのテーマの元、主演の伊勢谷くん、ブライキングの唐沢くん初め、
新造人間の宮迫さん、要さん、そして戦争を起こしている張本人大滝さんと
その息子の西島さん、その間に立つ及川ミッチーの演技が、
これまた熱くてそれぞれの生き様に共感してしまいました。
ルナ(麻生久美子)や鉄也のお母さん(樋口可南子)= 女性 を、
女神のような位置づけにしているところも、紀里谷さんはいろいろ計算して、
この世界を構築してるんじゃないかと確信しました。
舞台のような美術、スチームパンク、キャシャーンというアニメ、背景としてのCG、
どれにも造詣が深く愛してなければ出来ない仕事です。
初監督作なのでもちろん「そのアクションはちょっと…」
とか全てがパーフェクトとは行きませんが、むしろ初めての映画で、
これだけの才能を発揮できるとはスゴイ人だと思います。
ただいかんせん、こういうのがわかる人って、限られちゃうんだなあって。
で、瞬間的にデ・ジャブを感じまして…
あれ?そう言う人が他にも居たようなあ?と思ったんですけど…
押井(守)さんだ!
まあ押井さんはテレビシリーズでの実績もあり、有名人の旦那でもなく、
純粋にその作品を何のしがらみもなく楽しめる点では恵まれているわけですが。
押井さんの良さもずいぶんと長い間わからなくて、
開眼したのが「イノセンス」だった私。今回もそのパターンです。(笑)
こうなったら江口くん、大沢さん苦手な私ですけど…
「GOEMON」もいつか見てみようと思ってます。
そして、紀里谷さん、次の作品期待してるので、
なんとしてでも作って下さいね。応援してますよ!

あ、最後に…
この世界を牛耳っている将軍の息子役で西島秀俊さんが出てるんですけど…
全然、顔の印象が違うんです。まさか整形してるんじゃ…くらいに。
若かったのとちょっと肉付きが良かったって事なんでしょうけど、
あれだと、この好演でもファンになるって事はないでしょうねえ。
年を重ねて今の顔立ちになってくれて本当に良かったと思いました。

CASSHERN(2004)
CASSHERN
メディア 映画
上映時間 141分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2004/04/24
ジャンル SF/アクション
この地に生まれた、愛する人々に捧ぐ。
監督:紀里谷和明
アクション監督:諸鍛冶裕太
企画:紀里谷和明 若林利明
プロデューサー:宮島秀司 小澤俊晴 若林利明
ラインプロデューサー:椋樹弘尚
原作:竜の子プロダクション「新造人間キャシャーン」
脚本:紀里谷和明 菅正太郎  佐藤大
CGスーパーバイザー: 庄野晴彦
CGディレクター: 野崎宏二
撮影:森下彰三
美術:林田裕至
撮影監督: 紀里谷和明
衣装:北村道子
編集:紀里谷和明
主題歌:宇多田ヒカル 『誰かの願いが叶うころ』
VFXスーパーバイザー:木村俊幸
照明:渡部嘉
制作プロダクション:プログレッシブ ピクチャーズ
録音:矢野正人
助監督:野間詳令
セットデコレーター:赤塚佳仁
ナレーション:納谷悟朗
バトルシーンコンテ:樋口真嗣
ヘア&メイクアップデザイン: 稲垣亮弐

出演:伊勢谷友介 東鉄也/キャシャーン
麻生久美子 上月ルナ
寺尾聰 東博士
樋口可南子 東ミドリ
小日向文世 上月博士
宮迫博之 アクボーン
佐田真由美 サグレー
要潤 バラシン
西島秀俊 上条中佐
及川光博 内藤薫
寺島進 坂本
大滝秀治 上条将軍
三橋達也 老医師
唐沢寿明 ブライ



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