映画「ボーダーライン」

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メキシコの麻薬組織壊滅のための特殊チームに
任命された女性FBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)。
現地に赴いて知る過酷な現実と実態に極限状態に追い詰められていく…

出だしから渇いた背景に単調な効果音のような音楽なのが印象的。
これは作中でも繰り返し使用されその都度映画に緩急を与えていました。
やはりこのくらいの静かなシーンがないとこの映画で起きる
ショッキングなシーンの連続とやりきれなさに押しつぶされてしまったかも。

原題のSICARIOは暗殺者という意味なんですが…
その意味が段々とわかっていく運びに監督の巧さを感じました。
邦題が「国境」と「善と悪の境界線」のダブルミーニングになっていて
良い邦題をみつけたなあという感じなんですが、それよりも重い暗殺者の存在。
ケイトは私たち観客目線で善の側の立場を描き、
そして暗殺者である彼は、善悪を越えた復讐者として
ためらいもなく任務と言う名の殺人を犯していくところがミソ。
そして、それを許しているのが政府だったという衝撃。
それでも、最後は暗殺者と同じ気持ちになって報復シーンに
見入ってしまう自分の残酷な部分に気づかされる重厚な1作でした。
続編も噂されている本作ですが、あれじゃあエミリー・ブラント…
続投出来ないでしょうねえ。私だったら何年も立ち直れないかも。

ボーダーライン(2015)
SICARIO
メディア 映画
上映時間 121分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(KADOKAWA)
初公開年月 2016/04/09
ジャンル サスペンス/犯罪/アクション
映倫 R15+
その善悪に
境界(ボーダー)はあるのか――

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
製作:ベイジル・イヴァニク エドワード・L・マクドネル
モリー・スミス サッド・ラッキンビル
トレント・ラッキンビル
製作総指揮:ジョン・H・スターク エリカ・リー
エレン・H・シュワルツ
脚本:テイラー・シェリダン
撮影:ロジャー・ディーキンス
プロダクションデザイン:パトリス・ヴァーメット
衣装デザイン:レネー・エイプリル
編集:ジョー・ウォーカー
音楽:ヨハン・ヨハンソン
音楽監修: ジョナサン・ワトキンス

出演:エミリー・ブラント ( ケイト・メイサー )
ベニチオ・デル・トロ ( アレハンドロ )
ジョシュ・ブローリン ( マット・グレイヴァー )
ヴィクター・ガーバー ( デイヴ・ジェニングス )
ジョン・バーンサル ( テッド )
ダニエル・カルーヤ ( レジー・ウェイン )
ジェフリー・ドノヴァン ( スティーヴ・フォーシング )
ラオール・トゥルヒージョ
フリオ・セサール・セディージョ ( ファウスト・アラルコン )
マキシミリアーノ・ヘルナンデス ( シルヴィオ )
ケヴィン・ウィギンズ
エドガー・アレオラ ( ギレルモ )
ベルナルド・サラシーノ ( マニュエル・ディアス )
ハンク・ロジャーソン
ディラン・ケニン


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